ウォーキングはただ歩かず、少しの心掛けで効果が変わる

ウォーキングはただ歩かず、少しの心掛けで効果が変わる



そもそもウォーキングの効果とは

厚生労働省の情報提供サイト「e-ヘルスネット」によると、ウォーキングの効果は次のように書かれています。

  • 老若男女問わず行なうことが可能
  • 健康増進や生活習慣病予防
  • 体脂肪の減少による肥満解消
  • 血中の中性脂肪の減少
  • 血圧や血糖値の改善
  • 心肺機能や骨粗しょう症の予防

良いこと尽くめやないかい( ^ω^ )

他にもいろいろと調べてみると、シェイプアップ、筋力アップ、姿勢改善、ストレス解消、といった効果もあるようですね。

それならと、ジョギングとは異なり、有酸素運動でもあるウォーキングは誰でも気軽に始められるため、特にダイエット目的で取り組み始める人が多いのかもしれません。

ウォーキングは何と言っても気軽に取り組めることに魅力があると思います。しかし気軽だからこそ「なかなか効果がでない」「本当に意味あるのか」という思いから長続きしないなんて人もいると思います。

ウォーキングは「ただ歩く」のでは無かった

河川敷

実は、ウォーキングしてるとは言いながら、ただ単に歩いているだけでは運動効果がほとんどないに等しいみたいです。

毎日歩いているのに効果が出ないとお悩みの方、次のポイントを意識してみてください。ウォーキングにも正しいウォーキングというのがあったのです。

  1. 正しい姿勢で歩くこと
  2. 腕をしっかり振って歩くこと
  3. 歩幅や体重移動を意識して歩くこと
  4. スピードを少し速めにして歩くこと
  5. 呼吸を意識して歩くこと

これらを意識することでようやく代謝が活発になり、ウォーキングによる効果がでるようです。

正しい姿勢とは、背筋をピント伸ばして頭の上から背骨、腰にかけて吊るされているイメージです。よく顎が前に出る方がいますが、しっかりと顎を引いて歩きます。また背中を反り過ぎたり、猫背の人は癖になっているので特に姿勢は意識しないとまっすぐすることは難しいです。

腕は肘を90度ぐらいに曲げて手のひらは軽く握って、前後にまっすぐ振ります。決して横や斜めに振ったりしてはいけません。中には肩に力が入っているのか首をすぼめるようにして力を込めて腕を振る人があるかもしれませんが、肩の力は抜いてリラックスして腕を前後にリズミカルに振ります。

歩幅は意識的に広めで歩きます。そしてかかとから地面についてつま先でしっかりと蹴って歩きます。この時、かかとやつま先を意識するのですが、足よりも重要なのが腰です。身体が上下や左右にブレたり揺れたりすることのないように意識します。そのためのコツが腰なのです。腰を後ろから押されているように歩くと姿勢が崩れることなく体重移動も正しく真っ直ぐ歩くことができます。

スピードは歩幅を広く取って腰から歩くことで自然と速くなりますが、そこに意識を乗せて歩くといいですね。この時のイメージは膝をあまり曲げずに競歩の選手のように歩くことです。ウォーキングの正しい姿勢は全て競歩選手を見習うと良いかもしれません。

呼吸は自然とするものですが、ウォーキング自体が有酸素運動ですので、呼吸も少し意識することで効率よく心肺機能を働かせることができるようになります。ウォーキングでよく言われるのは吸うよりも吐くことを長めにです。1〜2歩で吸って、3〜4歩で吐くというようなイメージで歩くといいでしょう。

どうでしょうか。こうしたことを意識して歩いている方って実は少ないのではと思いました。ただ歩くのではなく、今日からは前述の5つのことに意識しながら歩いてみてください。少しずつではあっても着実に効果が出てくると思います。

河川橋架



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フリーランスブロガーPino
年中夢中の日々が最高だと目指し、生活の全てを楽しくおもしろく、驚きと共に笑って生きていきたいと願ってる。
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当たり前のことを何のひねりもなく哲学風に言うことがある。笑

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